そのトンネルは、伊豆半島の先端、南伊豆町の青市地区の山中にある。

このトンネルについては詳細に紹介するサイトがあるので、そちらをご覧いただきたい。

今回、よっくすがここにたどり着けたのも、そもそもここを訪ねてみようと思い立ったのも、このサイトを読んだからである。

簡単に紹介すると、このトンネルは南伊豆町青市地区の仲組と上組を結ぶ線上に存在する。

仲組には下田と南伊豆町各地を結ぶ国道136号が敷設されており、かなりの交通量がある。

このトンネルを含む道路はたいへん細いうえに落ち葉が堆積し、歩行者のみ通行可能である。

写真をご覧いただけば判るとおり、竹林の仲に存在し、土かぶりが非常に少ない短いトンネルであるところが特異的である。

まさに何のために掘ったのか(堀割にしてもよかったのではないか)と思うようなトンネルである。

今となっては何のために使われているのかわからないが、わずかながら通行量があるようで、簡単に整備されているらしい努力の跡が認められる。

たけのこでも掘りに来ているのだろうか。

地方には、人口に比して広大な野山が広がっているが、その中に足を踏み入れるのにはたいへん勇気が要る。

そもそも、どこにどのように道が付いているのかもよくわからない。

(今回も、誤って民家の敷地に入り込みそうになってしまった)

しかしながら、こんな集落の近くにも、まだまだ知らないことがあるのだと実感した次第である。

 

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