今日は特急列車について語ろう。
これはあくまで個人の願望の話である。
子供が、空想の路線を地図に引いたりする類の話だ。
新宿発の中央線の特急列車は、甲府近辺を終着とする「かいじ号」と、松本方面を終着とする「あずさ号」から成っている。
愛称は2つだが、よく見ると、停車駅を絞った松本方面ゆき速達タイプ、停車駅の多い松本方面ゆきタイプ、甲府近郊ゆきタイプの3種類がある。
だから、あずさ号も速達タイプと停車駅の多いタイプで愛称を分けた方がよいのではないかとも思うが、今日はそこには触れない。
この構成は昔からあまり変わっておらず、はるか昔はそれぞれ「特急あずさ」「急行アルプス」「急行かいじ」という名前がついていた。
松本行きのかいじ号があったりして、名称はすっきりしないが、どちらかといえば甲府への客をターゲットにした列車が「かいじ」号ということだったろう。
漢字で書けば「甲斐路」である。
読んで字のごとく、名が体を表していて、これはこれでよいのだが、
それよりも「笛吹号」というほうが、もっとよいのではないかと、よっくすはずっと思っている。
いうまでもなく笛吹川にちなむ名前だ。
笛吹川は、雁坂峠のほうから下ってきて、塩山~石和温泉あたりで中央本線の近くを流れ、甲府の南で釜無川と合流する。そして富士川として駿河湾に注いでいる。
位置的には悪くない。あとは名前のセンスが、読者諸氏に響くかどうかだ。
だが、地方自治体の名前で「笛吹市」というものが誕生してしまった今、実現の可能性は遠のいたのかなと思っている。
あくまで個人の感想の話である。
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