今年もJリーグが開幕し、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)も始まった。
ヨーロッパではリーグ戦もUEFAチャンピオンズリーグも佳境を迎えている。
さて応援の気持ちの一方で、試合の中継を(録画で)鑑賞して、これでいいのかと思うのも事実。
まずJリーグは地域密着というならば、もっと市の歌、郷土の歌を歌ったほうが良いのではないだろうか。
クラブの歌も良いが、どちらのほうが郷愁を誘うかを考えてほしい。
歌だけではない。
見ると(あるいはスタジアムに行くと)、応援席では始終チャントを歌っているが、ボールを持って走ってるときなどは、「いけー!」とか、「おっしゃー!」とか叫んでもいいのではないだろうか。
覚えていないと歌えない選手別のチャントを、覚えきれない数ほどもせっせと作っているようでは、プロ野球と変わらない。
「ドンドンドン、ケーンーゴ!」「ドンドン、ジョー!」でいいのではないか。
いや、そもそも太鼓でいいのか。
ホラ貝を吹けばどうだ?
幟(のぼり)旗を立てたなら?
鬨の声を上げたら?
アジアに放映権を売るんだろう?
日本らしいキャラを立てなければ、売れるものも売れない。
現状で、「あれを見れば日本のチームだ」とわかるような特徴はあるのだろうか?
かつてJリーグラボ(という番組)でホリエモンが、J1は「イチバンリーグ」という名前にしろと言っていたが、まったくその通りだと思う。
そしてJ1では外国人枠を撤廃して、おらが町のチームでメッシやCロナや、世界のスターが走り回って、幟旗で応援。
おー、日本すげーな、ということになるのではないだろうか。
想像してほしい。
選手紹介に引き続いてこだまする鬨の声。
「エイ、エイ、オー!」「エイ、エイ、オー!」
そしてキックオフと同時にスタジアムに鳴り響くホラ貝。
そして、合い言葉やパワーワードが記され、意匠が凝らされた幟旗。
んー、日本。