よっくすは、寿司はかんぴょうで〆ると決めている。




近頃は、回らない寿司屋に行くことはとんと無くなったが、回ろうが回るまいが、まず気になるのは、かんぴょう巻きがあるかどうかである。

寿司では定番だと思っていたが、無い店もある。

完全に個人の好みだが、その日の腹具合を相談して、何をどういう順番で食べてかんぴょう巻きに到達するかを考えるのだ。

そして、食べながら順序を修正しつつ、最後にかんぴょう巻きに至る。

できれば、コハダとシャコも食べたい。

実のところ、回転寿司で食べるコハダやシャコが抜群においしいと思ったことはないが、なんとなく「お寿司を食べている」という実感がわくのがこれらの食材だ。

が、それは大きな問題ではない。

気になるのは、やっぱりかんぴょうだ。

そこで今日はかんぴょうについて調べてみよう。

Wikipediaによれば、かんぴょうはユウガオの実である。

朝顔、昼顔、夜顔はナス目の植物だが、夕顔はウリ目である。

ユウガオの実はヒョウタンだが毒がある。

このため品種改良で得られた無毒な品種から得られたものから、かんぴょうは作られるそうだ。

ユウガオもヒョウタンも、wikipediaの英語版では「calabash」で引ける。

農林水産省の統計によれば平成28年度には日本全国で268tの生産があったが、そのうち265tは栃木県であった。

残りは茨城県と滋賀県に数字が出ている。

栃木県のうちでは下野市が60%を占め、以下壬生町が15%、小山市が11%となっている。

ただし、wikipediaによれば、国内の消費の8割は中国産だそうである。

よっくすは今日もかんぴょう巻きを食べた。

米中貿易戦争のさなか、中国に少々貢献してしまった(かもしれない)。

 

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