11月4日
サッカーJリーグのカップ戦、ルヴァン杯の決勝戦を観戦した。
カードは川崎フロンターレ対セレッソ大阪。
どちらが勝っても、3大タイトルの獲得は初となる。
3大タイトルとは、リーグ戦、リーグ杯、オープン杯の3つで、概ねどこの国でもサッカーの公式戦はこの3つで構成されているらしい。
日本では、それぞれJリーグ、ルヴァン杯、天皇杯がこれにあたる。
さて繰り返すが、川崎FとC大阪は、どちらが勝っても初タイトルだ。さして大きくない地方都市を本拠とする大分トリニータもタイトルを持っているというのに。
よっくすは縁あって、今のところ川崎Fを応援している。
熱狂的なファンというわけではないが、スタジアムに足を運べば、ピッチに向かって絶叫するのを楽しみにしている。
野次を飛ばすわけではない。
選手の名前を叫んだり、気ばれー、と叫んだり。
中でも興奮するのは、ゴールシーンでの、文字にならない絶叫だ。アドレナリン出る。
ゴールシーンと、勝利の瞬間。
サッカーの楽しみは、その2つに尽きる。と思う。
さて今回は、友人に誘いでの観戦だ。
会場は埼玉スタジアム、開門は10:00だというので、始発列車に向けて準備する。
最寄駅5:40だ。
家を5:00には出なければいけない。起床は4:30だ。
浦和美園駅に着くのは10:00。ここで待ち合わせだ。開門には間に合わないが、許してもらった。
川崎FもC大阪も、苦労して決勝までたどり着いたことと思うが、よっくすもかなり苦労して、決勝の舞台にたどり着いた。
初めての埼玉スタジアムは、すごく大きくて、きれいなピッチだった。
照明が、よくあるポールの上のライトの水銀燈の群ではなくて、屋根に組み込まれているのが、すっきりした景観になっていて美しい。
5万人以上も収容できる大きなスタジアムの2階席の一番上で、遠くて選手たちの判別も困難だったが、その分全体的なフォーメーション、選手たちの動きのシステムはよく見えた。
試合は負けた。開始1分で失点。その後前後半45分ずつ、合計90分を経過し、後半アディショナルタイムに再度失点して0-2。
片道4時間以上もかけて来たのに、あまりに無残な結果だ。
だけどこれでよっくすの人生が終わるわけじゃないし、始めから勝敗が分かっている試合を見てもしょうがないから、負けることは仕方がない。
選手たちは悔しいだろう。生活もかかっているし、ミスをした選手は、ミスのシーンが夢に出るのではないだろうか。
川崎Fの初タイトルを目にすることができなかったのは残念だが、その代わりにC大阪の初タイトルを目にすることができた。
よくできたもので、両方負けることはないから、応援の半分の人は喜ぶことができる。でもくやしい。やっぱり勝負ごとは勝たないといけないな。
90分で勝負がついたから延長戦もPK戦もなく、15:00ごろには試合が終わり、予定より早い列車に乗れた。
最寄駅には20:30に着く列車に乗れた。
遠いとは思わない。日帰りで行けるんだから。
明日は仕事。5:00には起きなくてはいけない。なんとか22:30には寝たいところだ。