「夜は交通量が少ないので、昼間よりスピードを出しても良い」
言わずと知れた、自動車運転免許の試験では定番の問題だ。
心の中で「マル!」と叫びながらも、バツをつけた記憶のある方も多いのではないだろうか。
よっくすもその一人だ。
場所にもよるが、事実として多くの場合、地方の夜は交通量が著しく少ない。
ある日、静岡県のある町の事務所で徹夜していた際、事務所の前の道路では、結局朝まで1台の車のライトも見ることがなかったことをよく覚えている。
しかし現実の問題として、地方では夜にスピードを出すのは難しい。
スピードを出すこと自体は簡単だ。遅い車はいないのだから。
しかし動物が出てくるかもしれない。
とくにシカは、でかい上に立ちすくむから要注意だ。
あるいは、不意に岩石や倒木が落ちている可能性もある。
そんなのにぶつかったらひとたまりもない。
なお困るのは、そこから警察なりJAFなりを呼んでも、来るのに時間がかかるということだ。
衝突ならまだ良いが、自損で気を失ったり、自動車が壊れたりしたら、発見してくれる人は誰もいないかもしれない。
きちんと想像力が働けば、スピードを出したくても、とても出せないのだ。
どうか安全運転で。。。
スポンサーリンク